Investor Relations

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2024/02/26

  • プレスリリース

2024年3月期 第3四半期決算 投資家の皆様からいただいたご質問とご回答の一部をご紹介します

※皆さまにより理解を深めていただくため、いただいたご質問の一部を加筆・修正をしております。

Q1.今回営業利益率が23%と若干ではありますが、減少しています。
この主な要因は採用費や引当費用、システム開発が要因かと思いますが、下落した営業利益は24%水準へ回帰していくのでしょうか?それとも、投資状況に応じて業績予想範疇内で下落していくのでしょうか?

営業利益につきまして、今後も23~25%の範囲で推移すると計画しております。採用・人件費やシステム開発、M&A検討などの投資により一時的に低下する可能性もございますが、業績予想の範疇にとどまると思量いたします。
補足ではございますが、第3四半期の状況として、プレミアライフ社のPMIの進捗やシステム開発等の費用計上のタイミングが多少影響しておりますが、当社では問題のない範囲での低下と認識しております。

Q2.代位弁済の増加による費用が増加しているかと思いますが、これまでの滞納回収トレンドからなにか変化が生じているのでしょうか。物価上昇等の影響は比較的受けにくいとは存じますが、今後の課題感の目線も含めて、課題や懸念、あるいはその対策などあればご教授頂けないでしょうか。

当社におきましては、代位弁済率・回収率トレンドの変化はございません。
厳密に申し上げますと、代位弁済額は保有契約×滞納率によりますので、保有契約が増えれば代位弁済額も増えますが、滞納率には大きな変化はなく例年通り推移しております。

Q3.医療分野(医療費用保証付き入院セット及びその他商品)については、2Q末時点で62医療機関あった所から52医療機関と減少しています。病床数ベースにおいても減少していますが、この要因をどのように分析され、今後を見据えられていますか。

営業戦略上、現在医療分野においてはスマホスに絞ってサービス拡販を図っており、スマホス以外(入院セット商品、虹)の拡販は縮小しております。そのため、スマホス以外は減少していく見通しです。なお、スマホスを積極的に展開し、スマホス導入病院の新規獲得を増やしいく方針です。

Q4.プレミアライフ社(以下、PRL社)が単月で黒字化されたという事で大変喜ばしい事だと認識しており、単月黒字化が今後継続していくのかという点に関心があります。PRL社は継続的な全社収益寄与フェーズに転換したと理解してよいでしょうか。

PRL社のPMIの状況について、上期のように大幅な赤字は生じない状況であると思量いたします。単月黒字の業績となり、今後も安定かつ継続的な黒字化を目指しておりますが、もうしばらく注視していく必要もあると考えております。そのため、来期も未収金回収に注力する方針でございます。

Q5.契約負債が1Qから伸び悩んでいるように感じます(1Q:2043百万円、2Q:2030百万円、3Q:1949百万円)。契約負債は今後の収益源泉との認識ですので、伸び悩みは懸念材料と考えています。通常、保有契約の増加に連動して伸びるものと思っているのですが、そうなっていない理由について教えて頂けますでしょうか?

契約負債が四半期推移で減少している要因としては、主に2点ございます。
①初回保証料に季節性がある点
繁忙期明けの3~4月に保証開始となる契約が多いため、1Qが前受収益の残高が多く、2~3Qが少ない傾向にあります。
②月次更新型契約の割合増加トレンドにある点
月次更新料は、契約負債に計上されずに直接売上計上されます。そのため、保有契約数の増加が契約負債の増加要因にならない傾向にあります。なお、今後も月次更新型の商品のシェアは拡大する見込みです。

Q6.決算説明資料のP.5とP.14を比較しますと(利益増減の実績と計画)、業務委託手数料が想定を大きく超えて増加しているように見えます。この理由を教えて頂けますでしょうか。一過性の要因などあるのでしょうか?

保証売上の計画と実績の契約ポートフォリオに多少ずれが発生したことにより、業務委託手数料が増加いたしました。当初、業務委託手数料の支払いが発生しない医療費用保証の割合を大きめに想定しておりましたが、家賃債務保証の月次商品更新料が想定よりも増えたため業務委託手数料もで上乗せされた形となりました。

 

以上