『売上100億円を射程圏に引寄せる』をスローガンにスタートした第2次中期経営計画「Road to the Higher」は、最終年度となった2024年3月期も順調に進捗。最終的には2021年3月期と比較し売上は2.1倍、営業利益は1.8倍に成長し、売上100億円がいよいよ射程圏に入ってきました。 営業利益率のみ23.1%と目標値の25%からは未達となっていますが、これは先行投資を行ったため。その分、営業利益額は伸びていますので実質的には達成できたと言えると思います。 養育費保証、住宅ローン保証をはじめとする新たな保証分野へのチャレンジ、新拠点の設立、基幹系業務システムの全面刷新、増配を含めた株主還元の継続など、内容的にも中身の濃い3年間でした。評価は我々が下すものではなく第三者にしていただくものですが、株主の皆様の期待には十分にお応えできたのではないかと考えています。
2019年にスタートした第1次中期経営計画から数えて7年目。ホップ・ステップ・ジャンプの「ジャンプ」にあたる第3次中期経営計画のテーマは、『Change the Stage』。「さらなる成長ステージへ躍進を果たす」という決意の表れですが、東京証券取引所の市場再編に応じて選択したスタンダード市場から再度、プライム市場へチェンジするという想いも込めて名付けました。
第3次中期経営計画『Change the Stage』の初年度となる2025年3月期は、売上高10,230百万円(前年比114%)、営業利益2,320百万円(前年比111.9%)、経常利益2,320百万円(前年比112%)、当期純利益1,370百万円(前年比111.6%)で計画しています。ようやく売上ベースで100億円を超える形での計画をお伝えすることができましたが、これはあくまでも通過点。ここからさらに2桁成長を継続することを株主の皆様にお約束いたします。 また、配当につきましては、前期から7円増配し、25円を計画。配当性向は2025年3月期に40.8%。株主還元を最優先事項として認識している会社であることをしっかりと示してまいりますので、ぜひご期待ください。